卒論・修論提出シーズン到来

2012年2月15日、修士論文口述試験が行われました。

今年度は、八尾坂研究室の王爽さんをはじめ、留学生・社会人院生が口述試験に臨みました。当研究室では、試験の成功を祈って、口述試験を控えた在籍者にお菓子のキットカットと「きっと勝つ」と書かれた札が贈られます。「きっと勝つ」の札を251号室の扉に貼ってから会場に向かうのが伝統となっています。

口述試験に臨んだ院生たちは、1月21日に修士論文を提出しました。

それぞれに外国での生活、持病や仕事を抱えながらの研究といった制約を抱えながらも、真理の探究や研究知の生成という困難な作業に向けて苦闘され、提出までこぎつけられたことに敬意を表したいと思います。

論文を書いている中で、あるいは口頭試問の中で浮かび上がった課題や反省点が、今後の研究生活や職業生活にプラスに働くことを祈っています。

また、学部生も1月21日に卒業論文の提出期限を迎え、年明けから2月7日の口述試験まで慌ただしい日々を過ごしました。昨年度の模様替えの時は真新しかった237号室の共用机も、４年生たちの荷物に埋もれてすっかりなじみました。

夜通しの執筆作業と、締切時刻ぎりぎりの印刷で、提出直前にはいくつかのハプニングがあったようですが、在籍者全員が提出することができ、その後のレジュメ提出（1月28日）、口述試験（2月7日）も無事に乗り切ることができました。

口述試験から10日経過し、4年生たちは春の合宿での最終発表に向けての充電期間に入っています。

（文責：金子研太）

更新日：2013-02-17 04:18