2017年度修論・博論中間発表会が開催されました
2017年7月1日、修士論文・博士論文の中間発表会が行われ、本研究室から博士後期課程1名と修士課程3名が発表しました。
これまでの研究の進捗状況を報告するとともに、専門分野の異なる先生や学生から意見を頂ける貴重な機会で、今までの研究の成果を省みる有意義な時間となりました。ここで得られた新たな視点や知見を十分に活かし、より優れた論文になることを期待しています。発表者の感想は以下の通りです。
原北 祥悟(博士後期課程)
今回の中間発表では多くのご指摘をいただきました。思えば博士課程から九大でお世話になっている私にとって、他研究室の先生方からご指摘をいただいたのは初めてでした。常日頃から指摘され続けている点もありましたが、一方で異なる視点からの指摘もあり自分の研究を見つめ直す大変良い機会になりました。
まだまだ先は長いですが、この研究をより突き詰めていきたいと感じた一日でした。今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。
小杉 進二(修士課程)
私にとってこの中間発表会と、この日を迎えるまでの日々は大変貴重なものとなりました。社会人院生として入学させていただき、早2年。問題意識がなかなか形にならない苦しさにもがく中、多忙な毎日にあっても時間を割いてご指導くださる元兼先生、レジュメの書き方や、参考文献の調べ方、探し方など実務的な指導・アドバイスを下さる院生の皆さん、夜10時過ぎからレジュメの検討に研究室の皆さんでお付き合いくださったこともありました。こうした皆さまのサポートがあって、どうにか中間発表会を迎えることができました。社会人として、自身の考えを公の場で述べる機会はこれまでもありましたが、大学院での発表の緊張や重圧は、これまでの経験とは比べものにならないものでした。私の拙い発表にもかかわらず耳を傾け、真摯にアドバイスいただいたことを大変嬉しく思います。学問の崇高さと、大学院の面白さを改めて感じた会でもありました。
本発表会を共に迎えた同志の皆さんにも感謝の思いでいっぱいです。直接、同じ場で学ぶことはなくとも、今日の発表会に向けて研究に取り組んでいる仲間がいることが大きな支えとなりました。また、会の準備、片付け、その後の懇親会までをお世話いただいた院生の皆様にも心から感謝の思いでいっぱいです。改めて、いろいろな人に支えられて研究が成り立つことを実感しています。
1月の本発表に向けて、限られた時間の中で果たして論文としてまとめあげることができるのか非常に心配でもありますが、中間発表会でのご指導と、自身の省察を元に研究を進め、支えてくださった皆さんに恩返しをしたいと思います。
柴田 里彩(修士課程)
「おもろい研究」を研究室メンバー全員で作っていこう、という意気込みの元、今年度から開催されるようになったおも研で、先生方や先輩方、後輩たちにたくさんご協力頂きながら、何とか研究計画を作り上げ、中間発表に臨みました。当日は様々な分野の先生方、特に自身の研究内容に近い分野の先生方から多くのご指摘を頂くことができました。おも研・中間発表でご指摘頂いたこと、修論ではその全てを活かせるよう、尽力したいと思います。
王 若曦(修士課程)
今回の修論中間発表会に参加させて頂き、本当に有難く思いました。また、他分野の方々からご指摘いただいたところを踏まえて、自分にとって新たな知見を頂きまして、大変勉強になりました。これを通じて、自分の研究がまだ不足を痛感いたしまして、より一層頑張りたいと思います。今後ともご指摘のほどよろしくお願いいたします。
(文責:横山 葵)