平成30年度第1回連携ゼミを開催しました

2018年6月12日、福岡県教育センターとの連携協定に基づき、平成30年度第1回連携ゼミが開催されました。

この連携ゼミは、長期研修員の研究計画をめぐる共同討議を通じて、長期研修員はもとより、センター指導主事、大学教員、大学院生、学部生それぞれの資質・能力の向上や力量開発を図るために平成17年より継続的に行われています。

教育経営部教育経営班から主任指導主事と長期研修員合わせて5名の先生方がお越しくださり、教育学部からは元兼先生と木村拓也先生、助教の榎先生のほか、院生7名が参加しました。

本ゼミでは3名の長期研修員の先生方から研究計画の発表が行われました。

主に、学校組織の機能を向上させるための視点やキーワードを中心に、それぞれの問題意識に基づいた計画を発表していただきました。今年は、概念の整理や先行研究の吟味といった課題だけではなく、研究方法の妥当性に関する議論も活発に行われ、院生たちにとっても個々人の研究を進めていくうえでとても良い勉強になり、多くの刺激を受けました。

今回の連携ゼミを通じて、普段、大学内や研究室内では考察するのが難しい学校現場や教育行政がもつ課題がうかがえ、また、研究と実践の関係について改めて考えることもできました。

(文責:鄭 修娟)

更新日:2018-06-29 10:24

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