事例紹介(4) 

 

 

1.コンサルテーションの概要

 

 

 

 

【コンサルテーションまでの経緯】

 学校評価支援室が実施したアンケート調査により、当該学校に学校評価コンサルテーションのニーズがあることが明らかになった。それに応える形で学校評価支援室がその学校の要望に見合う講師を選定し、派遣した。

 

【学校側の課題】

1. 現在の評価項目が適切であるかについて悩んでおり、できれば自己評価項目を生徒・保護者アンケートと連動するものにしたい。

2.アンケートを集計するのに時間と労力をかけた割に深い分析ができず、成果が出せていない。

3. 校長は、保護者、地域に協力体制を作ることに積極的ではあるが、情報開示の方法について知りたいと考えている。

 

【課題に対する助言】

1と2に関しては、現在40以上もある項目を厳選し、学校の経営方針に見合うものに重点化することで労力・分析などの課題を解決できるのではと助言した。また、3に関しては、情報開示方法の一事例として前もって準備しておいた資料を提示した。

 

【成果】

 コンサルテーションを2回に分けて行うことにより、学校が抱える課題や悩みについてより詳しく聞くことができ、その課題解決のための資料を準備することができた。より具体的な成果は、次年度の学校評価を追跡調査することによって明らかとなるだろう。