2016年11月24日、日本教育新聞社 高橋巨樹 記者 にお越し頂き、九州大学教育法制論演習室にて、ミドルリーダー研究会を開催しました。
講義においては、日本教育新聞に掲載されたミドルリーダーに関する実際の記事を用い、「ミドルリーダー」という言葉が初めて新聞に登場してから現状に至るまでの現場での動向を説明して頂きました。
ミドルリーダーはその役割に期待が集まりながらも、実際の職務が曖昧であるために上手く活用されるケースが少ないことが課題とされています。そのようななかで、先行事例を詳細に紹介して頂いたおかげで、ミドルリーダーという存在やその職務をより実態的に捉えることができました。
現場に触れ続け生の声を聴き続けてきた高橋記者のお話は、教育界での出来事を文献でしか見たことのない私にとって本当に刺激的で、興味深いものばかりでした。講義後の議論や質疑も意義深いものとなり、実りある研究会を行うことができました。
ご多用の中、遠方よりお越し頂いた高橋記者に、この場をお借りし感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
(文責:柴田里彩)