教育方法の実践例

1996(平成 8)年 〜現在

「ポートフォリオ」を活用した授業経営(評価活動)

大学の教壇に初めて立った1994(平成 6)年度より一貫して、毎回の講義終了時にミニレポート(感想)を課してきたが、1996(平成 8)年度よりこれを集成し「ポートフォリオ」として半期の学びの軌跡を「メタ評価」させることとしている。受講者数の多い科目では手間暇かかる試みであるが、学生の評価が高いため、申請者担当のすべての科目で継続実施している。

 

1998(平成10)年 〜現在

ロールプレーイングや競技ディベートなど授業内での体験学習の工夫

いじめ防止のためのピアサポートプログラム等を中学生に舞い戻った気持ちで疑似体験をさせたり、子どもの権利条件を解釈しキャッチコピーと絵で表現したものをプレゼンテーションさせたり、競技ディベートの手法にのっとって意見の分れる教育政策を判断させたりすることにより、教室内でも「座学」に留まらない教育実践を展開している。

 

1999(平成11)年 〜現在

フィールドワークなど学外調査の導入

「子どもと学校理解の体験学Ⅱ」(1999年〜2002年)、「教育法社会学演習」(2003年)、「教育学文献講読」(2004年)、「教育政策学演習」(2005年)など演習科目を中心に、実際に現地調査(朝鮮学校、学校給食施設、少年院、児童養護施設、研究指定学校等)を行って、学生たちに教育最前線を体感させている。

 

教育方法の実践例写真

 
   
いじめ防止のためのピアサポートプログラム等を中学生に舞い戻った気持ちで疑似体験をさせたり、子どもの権利条約を解釈しキャッチコピーと絵で表現したものをプレゼンテーションさせたり、競技ディベートの手法にのっとって意見の分れる教育政策を判断させたりすることにより、教室内でも「座学」に留まらない教育実践を展開しています。 演習科目を中心に、実際に現地訪問(朝鮮学校、ワールドルーム、学校給食、少年院、児童養護施設、研究指定学校、オープンスペース・スクール等)を行って、学生・院生たちに教育最前線を体感させています。

北九州市・朝鮮高級学校にて
   
 毎回の講義終了時にミニレポート(授業の感想や質問など)を課し、これを集成し「ポートフォリオ」と称して、半期の学びの軌跡を学生自身に「メタ評価」させることとしています。

講義終了時刻10分前のふりかえり風景
ときには実際に絵本を作成したり、マンガを描いたりすることもあります。
大学院では現職教員(社会人院生)の知見を活かし、研修用ワークシートやコンテンツ作りを行ったりもします。