博士課程中間発表会にて本研究室院生が発表
2013年4月6日、人間環境学府博士課程中間発表会が行われ、本研究室博士後期課程3年の梁鎬錫氏と金子研太氏が発表しました。
この発表会は、博士論文執筆者の研究指導と同時に、今後論文を執筆予定の院生、学生が先行研究を十分に理解し検討した上で、研究史に貢献しうる独自の課題を立て、方法論を吟味し研究論文を構想を練っていくために必要な研究の手続きや方法、論文の組み立て方法を修得する趣旨で設定されました(事前配布の実施要領より要約)。今年度が初めての実施です。
1人当たり1時間の検討時間で、前半30分が研究発表、後半30分が質疑応答でした。
写真は当日の発表・議論の模様です。当日は、先生方は約10人、院生は約20人が参加し、教育システム専攻の博士後期課程院生6人が発表しました。本研究室の梁鎬錫氏は「韓国における国立大学のガバナンスの変遷過程に関する一考察」というテーマで発表しました。また、金子研太氏は「附置研究所の変容に関する考察―制度と予算の分析を中心に」というテーマで発表しました。
発表会は緊張感漂う中で行われましたが、発表した6人の先輩方は、堂々と発表していました。先生方の鋭い指摘は、発表者以外の私たちにも参考になりました。質疑応答の時間には、様々な専門分野からのアドバイスもみられ、とても有意義な議論が展開されました。
先輩方を見習い、研究に励んでいこうと、決意を新たにした時間でした。博士学位取得に向け、研究室のメンバーと一緒に頑張りたいです。
(文責:孫雪熒)