日本教育経営学会実践推進委員会第6回会議開催
2014年2月22日～23日、日本教育経営学会実践推進委員会第6回会議が愛媛大学（１日目）、松山市立子規記念博物館（２日目）で開催されました。
今回も、第5回会議と同様「『校長の専門職基準』を踏まえたスクールリーダー教育の可能性」（科学研究費助成事業（基盤研究Ｂ）の会議を兼ねた形式です。
会議では、まずプロジェクトの進捗状況について各委員から報告があり、その後日本教育経営学会第54回実践研究フォーラムの内容に関する議論・検討が行われました。続いて、実践推進委員会として「校長の専門職基準」をどのような方向で検討していくべきかについて活発な意見交換が行われました。そうした中で、各委員の前提としている「校長像」や「経営観」の違いが見え、議論がより深まったように思います。
本会議は１泊２日の宿泊合宿だったため、「めざす校長像はどのようなものなのか」、「スクールリーダー教育として何を教えなければならないのか」など、学会の今後のあり方にまで及ぶディープな議論が深夜まで熱く展開されました。
日本教育経営学会第54回大会実践研究フォーラムは6/8（日）に北海道教育大学釧路校で開催されます。校長の専門職基準等を含む学校管理職の養成・研修を英米中韓４ヵ国がどのように行っているか、その国際動向を報告する予定ですのでご期待ください。
（文責：山本遼／広島大学大学院教育学研究科 教育経営学研究室 博士後期課程）
更新日：2014-03-03 12:52
