波多江俊介氏、金子研太氏、梁鎬錫氏博士論文構想発表会開催
2014年6月18日、25日の2日間にわたって、教育システム専攻の博士論文構想発表会が開催されました。本研究室からは、波多江俊介氏(6月18日11時~)、金子研太氏(6月25日9時~)、梁鎬錫氏(6月25日10時~)の3名が報告しました。
波多江俊介氏(熊本学園大学/講師)は、「学校組織における教員間コンフリクトに関する考察」と題して報告しました。教師間の相互行為とコンフリクトに分析の着眼点を置き、教師間の協働論について探究を行う研究構想となっています。
金子研太氏(博士後期課程3年/日本学術振興会特別研究員)は「大学法人化を契機とした組織変容の動態分析―附置研究所・研究施設に焦点をあてて―」と題し、大学法人化が国立大学の研究組織に与えたインパクトについて考察した研究構想を発表されました。
梁鎬錫氏(博士後期課程3年)は「日本と韓国の国立大学法人における学長選考制度に関する研究―法的仕組みと学長選考類型の分析を中心に―」と題する論文構想を発表されました。法規的分析を通して日本と韓国の国立大学法人における学長選考制度の特徴を捉えるという研究となっています。
質疑応答では、先生方の鋭い指摘が飛び交い、緊迫感漂う中、御三方とも堂々と発表しておられました。また、自分にとっても非常に学ぶことが多く、たくさんの刺激を受けました。発表された先輩方を見習い、今後の研究生活に励んでいきたいと思います。
(文責:江藤将行)
更新日:2014-07-03 14:42