2014年度前期教育学部集中講義「教育行政学」(露口健司先生)

2014年9月20日~22日、教育経営研究室のOBでもある露口健司先生(愛媛大学教育学部教授)をお招きして、集中講義「教育行政学」が開講されました。

 

 

本講義は「ソーシャル・キャピタルを醸成する教育政策」を主題に、近年、関心が高まってきているソーシャル・キャピタル(SC)について、教育学を切り口にその効果や醸成方策が取り扱われました。

SCの効果については子どもを取り巻くSCの教育効果、教師を取り巻くSCの職能成長効果、保護者を取り巻くSCの学校改善効果を、またSCの醸成については具体的な実践事例を交えながら学習しました。

 

最終日には、小学校グループ、中学高校グループ、大学グループの3つに分かれ、それぞれの学校段階におけるSCを醸成するプロジェクトを考え、プレゼンしました。

 

 

また講義の中で調査の手続き、調査技法や調査のコツなどについても話され、研究者としての姿勢を改めて考えさせられました。
この集中講義で培ったものを今後の研究生活に活かして、勉学に励んでいきたいと思います。

(文責:江藤将行)

更新日:2014-09-24 16:37

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