福岡県教育長 城戸秀明氏来学 特別ゼミ実施
1月19日の教育法社会学演習に、城戸秀明福岡県教育長をお招きして、特別ゼミを実施いたしました。今回の来学は、教職課程科目の特別活動指導法を担当されている山田俊之先生(教育経営学研究室・元社会人院生)が、城戸教育長と高校の同級生で親交が深く、このような機会を設けていただくに至りました。
特別ゼミでは、演習を受講している学部生による研究報告、教育行政学を専攻する院生による個人研究報告が行われ、報告に対して城戸教育長がコメントをしていただく形式で進められました。
今期の演習では、小・中学校の学校要覧の分析を行っておりました。この特別ゼミでは城戸教育長から、県立学校の学校要覧の作成の背景について解説いただきました。さらには、教育行政実務の実態についてお話していただくなど、普段の講義では知ることができない、貴重なお話を伺うことができました。
教育行政や教育政策について日々研究している私たちですが、実際の行政実務に携わっていらっしゃる方と接する機会に恵まれることは多くありません。当然、今回のように、地方教育行政のトップでいらっしゃる方に直接お話をうかがうのは容易ではありません。このような機会をいただけることに感謝しながら、より現場の存在を意識しながら研究をしてまいります。
(文責:小林昇光)更新日:2017-02-09 17:36