平成29年度第1回連携ゼミ実施

2017年6月7日、福岡県教育センターとの連携協定に基づき、平成29年度第1回連携ゼミが開催されました。

この連携ゼミは、長期研修員の研究計画をめぐる共同討議を通じて、長期研修員はもとより、センター指導主事、大学教員、大学院生、学部生それぞれの資質・能力の向上や力量開発を図るために平成17年より継続的に行われています。

教育経営部教育経営班から主任指導主事と長期研修員合わせて6名の先生方がお越しくださり、当研究室からは元兼先生と助教の兼安先生のほか、院生7名が参加しました。

長期研修員の先生方からは、組織機能を向上させるための視点として「ミドルリーダー」や「協働性」などのキーワードを中心に、それぞれの問題意識に基づいた研究計画を発表していただきました。今年は、「概念の整理」「先行研究の吟味」「因果関係と相関関係の区分」など、「研究」をすすめていくうえで、常に意識しておかなければならない課題に関して、発表者の先生たちと院生たちとの間で活発な議論が行われ、とても充実した時間になりました。小・中・高ごとに少しずつ違いはあるものの、学校現場がもつ課題の「共通性」が存在していることも感じました。

今回の連携ゼミを通じて、普段、大学内では十分に把握することができない学校現場の実態を学ぶことができ、多くの刺激を受けながら、「良い研究とは何か」について改めて考えるようになりました。

 

(文責:鄭 修娟)

更新日:2017-06-18 13:24

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