令和元年度第1回連携ゼミを開催しました

2019年6月27日、福岡県教育センターとの連携協定に基づき、令和元年度第1回連携ゼミが開催されました。

この連携ゼミは、長期研修員の研究計画をめぐる共同討議を通じて、長期研修員はもとより、センター指導主事、大学教員、大学院生、学部生それぞれの資質・能力の向上や力量開発を図るために平成17年より継続的に行われています。

教育経営部教育経営班から主任指導主事と長期研修員合わせて5名の先生方にお越しいただき、教育学部からは元兼正浩先生と藤田雄飛先生と佐々木玲仁先生、助教の宮本聡先生、池田竜介先生のほか、院生6名が参加しました。

ゼミでは3名の長期研修員の先生方による研究計画が報告されました。主に、ミドルリーダーによる「働きかけ」による学校組織の機能向上を主題に、それぞれの問題意識に基づいた報告をしていただきました。

今年は、調査手法の具体的な実施方法について活発な議論が展開され、院生にとっては調査デザインを検討する上で様々なアプローチ方法や視点を学ぶ機会となりました。特に、1年でできることは何か、分析にどれだけの時間や労力を要することになるのかを逆算しながら、データをどのようにサンプリングすることが現実的な落としどころとなるのか、以上を総合的に勘案したうえで、問いに対する回答を期待される水準で得ることができるのか、以上のようなことを考える機会となりました。

(文責:木村 栞太)

更新日:2019-07-28 21:43

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